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経理・バックオフィス向け生成AI研修は、情報の線引きと数字の確認を教える

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経理や総務の担当者は、数字と個人情報を毎日扱います。生成AIを使いたくても、この仕事に使ってよいのか迷う人は多いはずです。この記事は、経理・バックオフィス向けの生成AI研修で何を教えるのかに答えます。

弊社ストリックランドの生成AI研修 Qu では、最初に「AIに渡してよい情報の線引き」を教え、次に文書の下書きと数字の確認の手順を教えます。法人向けのワークショップは1回3時間で、参考価格は30万円〜(税抜)です。2026年10月時点の内容です。経理の研修では、AIに計算を任せないことも、はっきり教えます。

最初に教える線引き

経理の研修は、操作の説明から始めません。先に、AIの入力欄に入れてはいけない情報を決めます。

  • 入れない情報
    • 取引先の口座番号
    • 従業員のマイナンバー
    • 給与の個人別の金額
    • 契約書の原本の全文
  • 入れてよい情報
    • 社名と個人名を伏せた文面
    • 金額を記号に置き換えた表
    • 一般に公開されている制度の説明

AIの入力欄に書いた内容は、サービスによっては学習に使われることがあります。会社が契約しているプランで入力が学習に使われない設定になっているかは、研修の前に管理者が確認しておきます。

業務ごとの練習題材

次に、受講者の普段の仕事から題材を選びます。AIに任せる部分と、人が確認する部分を、業務ごとに分けて練習します。

業務AIに任せる部分人が確認する部分
請求書の督促丁寧な督促文の下書き相手先、金額、期日
経費精算の問い合わせ規程を読んだ回答案規程の最新の版との一致
社内規程の改定新旧の違いの一覧条文の意味が変わっていないか
稟議書目的と理由の文章添付する数字の出どころ
月次報告前月との差の説明文差額の計算

どの題材も、AIが出すのは下書きです。出した文章を、人が確認して直し、人が送ります。

数字の確認

経理の研修で最も時間をかけるのが、数字の確認です。生成AIは、文章を作るのは得意ですが、足し算や引き算を間違えることがあります。そこで、次の決まりを教えます。

  1. 計算は、表計算ソフトや会計ソフトでする
  2. AIには、計算の結果を説明する文章だけを書かせる
  3. AIが書いた文章の中の数字を、元の表と1つずつ照らす
  4. 元の資料が無い数字は、文章から外す

この4つを、受講者が自分の資料で実際にやります。講師は、数字が1か所だけ違う文章をわざと出し、見つける練習もします。

進め方

3時間のワークショップは、次の順で進めます。時間割の組み方は、生成AI研修の時間割の例 半日3時間と1日6時間の組み方(新しいタブで開きます) に書いています。

  1. 会社のAI利用の決まりを読み合わせる
  2. 入れてよい情報と入れてはいけない情報を、受講者が仕分ける
  3. 自分の仕事から1つ選び、伏せ字にした資料を作る
  4. AIに下書きを作らせる
  5. 数字を元の資料と照らし、直す
  6. 直した文書を、翌日から使う形で保存する

最後に残るのは、受講者が自分の仕事で使える文書の型です。型には、AIへの頼み方と、確認する項目を一緒に書きます。

研修で扱わないこと

次のことは、研修の範囲に入れません。

  • 会計処理の判断
    • 仕訳や税務の判断は、AIに決めさせない
    • 判断は、担当者と税理士が行う
  • 個人情報の入力
    • 研修の演習でも、本物の個人情報は使わない
  • 承認や送金の操作
    • AIに操作を任せず、人が行う

弊社でも、AIのアカウントは下書きを作ることと読むことだけができます。投稿のボタンを押すのは人です。経理の仕事でも同じで、AIに渡す資料と任せる作業は、頼み方ではなく設定で決めます。

日数を伸ばすとき

1日で足りない場合は、別の日に応用の回を足します。1日と3か月の組み方の違いは、生成AI研修の内容は何をするのか。1日と3か月の例を比べて説明(新しいタブで開きます) で比べています。

弊社の法人向けには、毎週1回の全体ミーティングを2か月続ける形(60万円〜、税抜)もあります。オリジナルカリキュラム「Qu-bis」は、料金プランのすべてで使えるカリキュラムです。まずは、無料の実演デモから見られます。