生成AI研修の内容は、期間によって教える範囲が変わります。1日なら、使い方と社内のルールと、自社の仕事での練習までです。3か月なら、仕事の手順を作り直して、現場に定着させるところまで進めます。Qu(弊社の生成AI研修)の法人向けワークショップとプランをもとに、2026年10月時点で、どんな中身を教えるかを例で説明します。
1日の研修では何を教えるのか
1日の研修は、全員が同じ水準で使い始められることが目的です。Qu のワークショップは社員全員が対象で、1回3時間、1〜2日の単発で行います。参考価格は税抜30万円からです。
1日の例では、次の4つを順に教えます。
- 生成AIが何をする道具か。文章を作る、要約する、案を出すなど、得意なことと苦手なことを実際に動かして見せます
- 入れてはいけない情報。顧客の個人情報や未公開の資料を、どこまで入れてよいかを会社のルールとして決めます
- 指示の書き方。指示とは、AIに渡す文章のことです。目的、相手、字数、出してほしい形を書くと答えが安定します
- 自社の仕事で試す。参加者が自分の週報や議事録など、実際の書類で1つ作ります
4つ目が大事です。一般的な例題だけで終わると、翌日の仕事に結びつきません。1日で全部を身につけることは難しいので、次の週に何を試すかを各自が1つ決めて終わります。
3か月の研修では何を教えるのか
3か月の例は、仕事の手順そのものを作り直す設計です。弊社の標準プランは2か月と4か月なので、3か月はそれらの間を取った設計例として読んでください。
| 月 | 教える中身 | 終わりの時点で残るもの |
|---|---|---|
| 1か月目 | 基本の使い方、情報の扱いのルール、指示の書き方 | 全員が守る利用ルールと、使い方の共通の型 |
| 2か月目 | 部署ごとの仕事で使う。営業なら提案書、経理なら問い合わせ対応など | 部署ごとの「この仕事はこう使う」という手順書 |
| 3か月目 | 手順を定着させる。使えていない人の原因を探し、直す | 研修後も続けられる運用の決まり |
1か月目は1日の研修とほぼ同じ内容です。違いは、同じ内容を毎週少しずつ繰り返す点です。1度聞いただけの話は、次の週にはかなり忘れています。
2か月目は、部署ごとに内容を分けます。人事と営業では、AIで進めたい仕事が違うためです。全員に同じ教材を使い続けると、現場の人が「自分の仕事には関係ない」と感じてしまいます。
3か月目は、使っていない人がなぜ使っていないかを確かめます。数字の見方は研修が「やった気」で終わる理由と、毎週3つの数字で防ぐ方法(新しいタブで開きます)で説明しています。
1日と3か月では、何が違うのか
違いは、教える量ではなく、仕上がりの形です。
- 1日: 全員が同じ言葉と同じルールで話せる状態になる
- 3か月: 部署ごとの仕事の手順ができて、使い続ける決まりが残る
Qu の法人プランには、1社毎週定例(週1回の全体ミーティング、2か月、参考価格は税抜60万円から)があります。5名までの1on1型の短期集中研修(専属講師が1対1で教える、2か月、参考価格は税抜120万円から)もあります。毎週会う形は、3か月の例の考え方に近いものです。どのプランにも、弊社のオリジナルカリキュラム「Qu-bis」が付きます。
自社に合う研修内容は、どう決めるのか
次の順に確かめると、決めやすくなります。
- 研修のあとに、社員が何をできるようになってほしいかを1文で書く
- その仕事を、いま誰が、どのくらいの回数でしているかを書き出す
- 1日で足りるか、手順の作り直しが要るかを判断する
- 研修のあとに質問できる相手がいるかを確かめる
4つ目は見落とされがちです。発注前に聞く内容は生成AI研修のサポート体制を、発注前に確かめる6つの問い(新しいタブで開きます)にまとめています。費用の見方は生成AI研修の価格は、なぜ調べても出てこないのか(新しいタブで開きます)が参考になります。
弊社では、まず無料の実演デモを見ていただけます。内容を決める前に、実際の動きを確かめたい場合にお使いください。