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比べる項目は4つから7つに絞ると、理由と一緒に研修で教える

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サービスを選ぶ研修で、受講者が比べる項目を10個も20個も書き出して固まることがあります。逆に「価格と使いやすさ」の2つだけで決めてしまう人もいます。この記事が扱うのは、比べる項目の数を4つから7つに絞る考え方を、研修でどう教えるかです。

答えは、数に目安を持たせ、その理由と一緒に教えることです。弊社ストリックランドの生成AI研修Quでは、項目が3つ以下だと粗すぎ、8つ以上だと重みの合意に時間がかかる、と伝えます。そのうえで、受講者自身の手で項目を数えさせ、絞らせる流れです。なお、この4つから7つは実務上の目安で、データの裏づけはありません。研修でもそう断って教えます。

数を絞ると決まりやすい理由

比べる項目が少なすぎると差がある点を見落とし、多すぎると各項目にどれだけ重みを置くかの話し合いが長引きます。人によって大事にする点が違うので、項目が増えるほど合意に必要な時間も増えます。

研修では、この理由を先に話します。「7つまで」とだけ言うと、受講者は数を守ることが目的だと受け取ります。理由が分かっていれば、自分の仕事で7つを超えそうなときに、何を削るかを自分で考えられるわけです。

研修で見せる3つの状態

最初に、項目の数が違う3つの比較表を並べて見せます。同じ題材で、数だけを変えたものを用意します。

項目の数受講者が気づくこと
2〜3つ差があるのに表に出てこない
4〜7つ重みを話し合って決められる
10以上重みの話し合いで時間が尽きる

受講者には、どの表なら会議で決められそうかを選ばせます。選んだ理由を一言ずつ書いてもらうと、数の目安が自分の言葉になります。表の数字は教えるための作り話で、実際の調査結果ではありません。この点は先に伝えます。

絞るときに教える2つの作業

項目が多すぎる受講者には、2つの作業を順に教えます。

  1. 外せない条件を先に書き出し、点数をつける項目から外す
  2. 残った項目のうち、案の間で差がつかないものを探す

1つ目の作業は、足切りです。必ず満たす条件は点数で比べず、満たさない案を先に外します。点数に混ぜると、ほかの項目の高い点で補われてしまうからです。

2つ目の作業が、研修で最も誤解されやすい点です。差がなかった項目は、消さずに「検討済み・差なし」と書いて残します。消すと、後から「検討したのか、見落としたのか」が分からなくなるからです。残した項目は7つの数には含めずに扱えます。これで、数を守りながら検討の跡も残せます。

ワークショップでの進め方

弊社のワークショップは、社員全員が参加し、1回3時間です。その中で、受講者が自分の部署の本物の比較を持ち込む時間を取ります。たとえば、新しく入れるツールの候補や、外注先の選び方です。

進め方は次のとおりです。まず、受講者は思いつく項目をすべて付箋やメモに書き出し、次に外せない条件を分けます。最後に、残りを数えて4つから7つに収めます。講師が見るのは、数が合っているかだけでなく、各項目を残した理由を1行で言えるかどうかです。

5名までの1on1型の研修では、専属講師が受講者の実際の比較表を見ながら進めます。その人の仕事の項目を使うので、表の作り直しがそのまま次の仕事に使えます。

会社にこの教え方が要る理由

項目の数に目安がないと、比較の質が書く人の癖で決まります。ある人は2項目で決め、別の人は20項目の表を作る、という具合です。すると、同じ会社の中で、何を根拠に決めたのかを後から読み取れなくなります。

目安を共有しておくと、表の見た目がそろい、上司も同じ見方で確認できます。AIに比較表を作らせる場面が増えるほど、AIは項目をいくらでも出せるので、人が数を絞る役割が大事です。この点は、AIに調べものを頼むときは、先に表を作らせると研修で教える(新しいタブで開きます)でも触れています。

明日できる次の一手

2026年10月時点で、すぐ試せる作業が1つあります。直近に作った比較表を1枚選び、項目の数を数えてください。8つ以上あれば、外せない条件を2つ書き出して表から外します。3つ以下なら、差がつきそうな項目を1つ足します。

数え終わったら、残した理由を各項目に1行ずつ書き、差がなかった項目には「検討済み・差なし」と書き添えます。この作業は、受講者への宿題としてもそのまま使えるものです。結果は次の研修の冒頭で見せ合うと、数の感覚がそろいます。

研修を検討している場合は、Qu(qu.strickland-ai.com)の無料の実演デモから、教え方の流れを見られます。