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ChatGPT研修の部署別カリキュラムは最初の成果物から組む

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ChatGPT研修を部署別に組むときは、部署ごとに「最初に作る成果物」を1つ決め、それを作り終える順番に回を並べます。生成AIの研修サービス Qu を運営する株式会社ストリックランドは、機能の説明から入る順番ではなく、成果物から逆に組む方法を勧めています。この記事では、営業・人事・経理・総務の4部署を例に、成果物の決め方と回の並べ方を説明します。

部署別のカリキュラムは、なぜ成果物から組むのですか

部署によって、毎日の仕事の中身が違うからです。全員に同じ機能説明をしても、受講者は自分の仕事のどこに使うかを思い浮かべられません。

成果物とは、研修が終わったあとも職場に残る物のことです。たとえば営業なら、訪問の前に読む確認メモがそうです。作る物が決まっていれば、各回は「その物を作るために何を覚えるか」で決まります。

覚える内容の順番を先に決めると、研修は説明の連続になりやすくなります。成果物を先に決めれば、受講者は毎回、仕事で使える物を持ち帰れます。

最初の成果物は、どう決めればよいですか

次の手順で、部署の責任者と一緒に決めます。この手順は2026年10月時点の弊社の進め方です。

  1. 部署の人が、毎週くり返している文章の仕事を5つほど書き出す
  2. その中から、文章が中心で、社外に出さない物を選ぶ
  3. 間違えたときの影響が小さい物を残す
  4. 残った中で、書く回数がいちばん多い物を、最初の成果物にする

社外に出さない物を選ぶ理由は、最初の回で失敗しても影響が小さいからです。お客様に出す文書は、慣れてから扱います。

研修が始まる前に、会社として ChatGPT へ入力してよい情報を決めておきます。社外の人の名前や契約の内容を入れてよいかは、各社の規則によって違います。

営業・人事・経理・総務では、何を最初に作りますか

下の表は一例です。実際の成果物は、各社の仕事の書き出しから決めます。

部署最初の成果物の例理由
営業訪問前の確認メモ毎回書く文章で、社内で使う物だから
人事求人票の下書き文章の型が決まっていて、直しやすいから
経理問い合わせへの回答文の雛形同じ質問が多く、数字を入れない文章だから
総務社内通知文の下書き読み手が社内の人で、確認も取りやすいから

経理は数字を扱う部署です。ChatGPT は計算や数字の写し取りを間違えることがあります。そのため最初の成果物は、数字を入れない文章の物にします。数字を扱う回は、最初の成果物ができてから置きます。

成果物に合わせて、回の順番はどう組みますか

回の順番は、成果物を作る手順をそのまま並べます。全部署に共通する骨組みは次のとおりです。

  1. 第1回は、最初の成果物を、指示文の書き方を知らないまま一度作ってみる
  2. 第2回は、うまくいかなかった点を見て、指示文に足す情報を決める
  3. 第3回は、直した指示文を部署の共有の雛形として保存する
  4. 第4回は、雛形を使って、別の日の仕事で同じ成果物を作る
  5. 第5回は、部署内で結果を見せ合い、雛形を直す

指示文とは、ChatGPT に仕事を頼むときに入力する文章のことです。第1回で一度失敗してから指示文を学ぶと、足す情報の意味が受講者に伝わります。

部署による違いは、第1回の成果物と、第2回で足す情報の中身だけです。骨組みが共通なら、研修の担当者が部署ごとに一から組む手間も減ります。

研修が終わったあと、成果物が使われているかを何で確かめますか

確かめる物は、雛形が部署の共有場所に置かれているかと、その雛形が直されているかの2点です。弊社は成果の数字を作らず、確かめられる事実だけを見ます。

週ごとの見方は 研修が「やった気」で終わる理由と、毎週3つの数字で防ぐ方法(新しいタブで開きます) に書きました。研修のあとの支え方は 生成AI研修のサポート体制を、発注前に確かめる6つの問い(新しいタブで開きます) にまとめています。

弊社の研修では、部署別の組み方をどう扱いますか

弊社の法人向け研修は、4つのプランがあります。部署別に成果物を決める作業は、社員全員が対象のワークショップ(1回3時間、30万円〜、税抜の参考価格)でも、1社毎週定例(2か月、60万円〜)でも行えます。全プランに、オリジナルのカリキュラム Qu-bis が付きます。

まずは、無料の実演デモを見てから決められます。人材開発支援助成金の対象になり得ますが、支給は保証されません。賃金助成は負担額に含めず、対象は雇用保険の被保険者に限ります。申請は社会保険労務士に相談してください。